最近、私の周囲はちょっとした禁煙ブームになっております。すでに禁煙して3ヶ月が経過、「意外と簡単だったよ、ライターも全部処分したしね。」 という人もいれば、自分でタバコを買うのをやめて3ヶ月たち、「いやー、人にもらうのってけっこう気を遣うから、ずいぶん減りましたよ。もう成功したようなもんですね。」、という人もいるし、 「今手持ちの5カートンが無くなれば止めるよ。」 という人もいるのですが、この人なんて先日店に来た時、あんまり頻繁に吸いに席を立つので、「そんな調子で止められるんですか?」 と、聞くと、「早く止めたいからさっさと吸いつくそうと思うんだ!!」 なんて言ってますがどうなんでしょう? そのほか「プチ禁煙」してる人もたくさんいますね。
かく言う私は喫煙歴10年、かなりのヘビースモーカーだったのですが、28歳の誕生日の日にふと思い立ち、その後は1本も口にしていません。じつは何度も減らそうと試みたけどそれが出来ず、タバコと完全に縁を切るしかないと考え、「ひと吸いでもしたらおしまい!!」 と、これまでずっと自己暗示をかけつづけてきているのです。。
でも本音をいえば、もし1日5本程度の喫煙に抑えられて、そのすべてのタバコがどれも本当においしく吸えるのであれば、健康上の問題もないし、他所様に迷惑をかけるような状況では吸うこともないだろうと思うのですが。
今では吸いたいと思いませんが、夢はよくみます。よく見るのは、「隠れて吸っているのを見つかるパターン」や、もう絶対においしくないし、むせるだろうと思い、恐る恐るひと吸いしたらなんともない。アレ? むせるはずだけどと思いもうひと吸い込みするとなんかうまい。今度は思いっきり吸い込み、息を止め、ゆ~っくり吐き出すと、それはもう夢か幻ではないかと思うくらいのきれいな紫煙があたりに立ち込め、恍惚の瞬間が得られるのです。そういうときは、目が覚めた後でも、「あれ、俺って、とうとう吸っちゃっちゃのか?」 と勘違いするくらいリアルな夢なのです。
でも本当に止めたいのであれば、タバコと縁を切らなければいけない。それは、吸いたい欲求を抑えることではなくて、1日の生活のなかで、タバコに関わってきた道具、クセ、タイミング、ひいては人付き合いの仕方すべてにおいて縁を切るということなんですね。
食後の一服はもちろん、イライラ解消、人との待ち合わせ時間、会話のとぎれをつなぐため・・・・・・・・。
一服を我慢するのは比較的簡単で、その証拠に、飛行機の機内では、たいていの人がその欲求を解消することができるし、我慢した後の1服はこれまたうまいんだから我慢する。でもそれが死ぬまで我慢できるかというとそうはいかない。やはり、タバコと縁を切るしかないんです。
そういう私は今、酒と縁をきれるかどうかで悩んでいます。 「俺流ダイエット」 が効果を示さず、コバクリでの検診結果の数値が年々危険区域に近づいてきている今、来春の検診ではおそらく酒量にチェックが入るでしょう。もし、「ちょっと酒をやめてみましょうか?」 なんていう宣告を考えると、今のうちからなんとかしなければいけません。
タバコとは縁が切れた。嫁さんとも切りたくはないけれど覚悟はできそうだ。でも酒は死ぬまで飲み続けたい。今私は、酒との友好関係を生涯維持すべく、本当にうまい一口のビール、五臓六腑をちょっと温めるのに必要なだけの酒、そしてグラス1杯を揺らしながら、香りに酔い、喉をしめらせるワインで満足できるように、努力する所存でございます。
小林先生、「いきなり宣言」だけはやめてくださいね。