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2006年10月11日

日本史2006 番外編博多の巻

博多は私の第2の故郷です。人吉高校卒業後、博多の某有名進学校(塾)に通い、勉学に励みつつも、その日の疲れを癒すべく、これまた熱心に通った屋台がありました。花山 2.jpg


箱崎宮の参堂入り口にある屋台 「花山」 です。おそらく当時二十歳台だった花山さんは、花山.jpg

いつも元気がよく、一見さんでも、常連さんでも同じように笑顔で迎えてくれ、おいしい焼き鳥を出してくれました。花山特製の酢醤油があるのですが、僕はこれをつけて、炭火焼のバラを食べるのが好き好きで、〆はいつもラーメンでした。

花山のメニューは豊富なのですが、人吉の両親がおのれのすねを削りに削り、ありもしないバカ息子の将来に投資した貴重な仕送りから、さらに工面して捻出する酒代です。そう多くは食べられないので、必然的に腹持ちの良いバラ系統が多かったように思います。

今回博多に住む幼馴染、キクちゃん(御膳屋代表)と会うために、成田ー羽田から最終便で福岡入りして、御膳屋中州店(菴離 いおり) http://www.ozenya.com/  に出かけ、飲み、かつ喰ったのですが、キクちゃんと別れたあと、タクシーを飛ばして 「花山」 に行ってみました。26年ぶりのことでした。

屋台は当時のまま、同じ場所に位置していたのですが、残念ながらもう閉店した後でした。遠まきに覗き、花山さんを探してみると、なんと、26年前とまったく変わらぬ笑顔で残った客と話しているではありませんか!!あまりにもそのまんまの雰囲気なので、フラフラと屋台に近づくと、この花山さんが 「へいラッシャイ!!、でもごめんね、火~落としちゃってもうおしまいなんですよ。でもせっかく来たんだから、ビールでも飲んでいく?」 「いく。いきます。ビールください。」 というと、自らビールを注いでくれたうえに、「酢の物でよければ食べる? 子袋だけど、うまいよ?」 「酢の物食べます。子袋ください。」 

すでにビニール袋に仕舞われていた子袋を小皿にとり、ネギをひとつかみ、それに特製の酢醤油をぶっかけて出してくれました。鮮度がよく、しゃきしゃきした触感に懐かしい酢醤油が混ざり、照明を落とした屋台の中はタイムスリップしたようにセピア色にかわります。

「兄さん、久しぶりだよねえ。元気だった?」 「え!! 覚えているんですか?」 「そらそうクサ。よく来てくれていたもんねえ。」 「僕、25年くらい前によく来ていたんです。その後東京に出たんですが、博多にいた友達が東京に遊びに来るとき、花山さんに話したら、{ じゃあ、この酢醤油土産にあげてくれ.} と言って、ビニール袋に入れて持たせてくれたんですよ!!」 「おう、そういうこともあったなあ。もう1杯飲むかい?」

商売の神様ですね。この花山さん。おそらく私のことなど覚えてはいなかったことでしょう。でも、閉店後に来た客でも、せっかくきてくれたんだからと、きちんと応対してくれたんだと思います。

今度博多に行くのが楽しみです。きっと、「おう、兄さん、久しぶりだねえ!!」 と言って、変わらない笑顔で迎えてくれることでしょう。

博多 焼き鳥の花山
http://hw001.gate01.com/hanada65/


投稿者 sushitomi : 2006年10月11日 14:18

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