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2006年07月01日

日本史 2006

日本出張から、早1ヶ月がたちました。私は学生時分から、夏休みの日記をまとめて最後に書くクセがあったのですが、いくつになっても変わらないんものですね。 「病気はなおるがクセは治らない」 至言です。

「日本史2006」 思い出しながら、少しずつ更新していきます。


「挨拶」・・・・・・加賀の秘境、とある温泉場にて、夜遅くまで遊んだにもかかわらず、時差ぼけのためか早起きした私は散歩に出ました。 「こうろぎ橋」という名所を中心に渓谷を散策したあと、宿に戻る道すがら、すれ違う自転車に乗った女子中学生から 「おはようございま~す」 の声。周囲には誰もいません。あわてて後ろから挨拶を返すと、またもや通りすがりの学生から挨拶をされます。徒歩の小学生、自転車の中学生、男女を問わず、出会ったすべての学生が 「おはようございます」 と声をかけてくれるのです。この秘境の朝もやと挨拶は、不浄な私の身も心も清めてくれ、私も気持ちよく、「おはよう!! いってらっしゃ~い。」 と声をかえしつつ、歩くのでした。

・・・・・まさか、私に似た先生がいるということは???


「躾」・・・・・・昨今若者の無法ぶりがよく取りざたされますが、日本に帰るたびに感心するのは、日本のサービスの素晴らしさです。
喫茶店、レストラン、ガソリンスタンドなどなど。挨拶をはじめ、その笑顔と態度を見ていると、「ニッポン万歳!!」 と私は言いたい。親の躾がいいのか、それとも社会に出てから学ぶのか? いずれにせよ、いきとどいたサービスと笑顔のある国の未来は明るい。


「分相応」・・・・・今回どういうわけか日本行きの便がアップグレードされ、初めてのビジネスクラスとなりました。憧れの 「シェルフラットシート」。うまいワインでも飲んで、さっさと酔っ払って寝ようと決めていた私は、朝から腹をすかせてこれまた初めての 「ラウンジ」 とやらに出かけ、きょろきょろと身の置き場を探していると・・・・・「おい、たーちゃん。」の声。
振り返ると同じ鮨屋仲間のSさんご夫婦です。呼ばれるままに席につくと世間話が始まりました。尊敬する兄貴分夫婦です。話を聞いている間、結局なにも飲めず、なにも食べず、搭乗案内のアナウンスを聞いた私は、ラウンジを出る前に、テーブルに置いてあったおにぎりとせんべいをわしづかみしてポケットに詰め込むのでした。

・・・・・そして、まるで泥棒でもしたかのように身を縮めて並んでいる私に、乗務員と客のやり取りが耳に入ります。「大変申し訳ございません。整備の都合上、本日の便に 「シェルフラットシート」 はございません。」


「マナーモード」・・・・今回は友人のアドバイスもあり、携帯電話を借りて行きました。便利でしたね。なんせ日本は外国人にたいして不親切な国です。今回は韓国語や中国語の案内板なども目にしましたが、それよりも先にローマ字で書いてもらいたい看板がまだまだたくさんあります。平成だけでなく、西暦も並行して表示して欲しい。かと思うと、えいごこんぷれっくすの塊の私にでも、おかしいと思う和製英語も見受けられます。携帯は便利ですが、最低限の公衆電話は残しておいて欲しいものです。できれば国際通話可能のやつを。

・・・・・・「電車の中ではマナーモードにせないかんよ!!」 と電話を貸してくれたN子に言われていたのですが、ついつい忘れてしまうと、着信がながれるとパニックになってしまう私でした。N子!! もっとましな着メロにしといてくれよ!!

「鮨」・・・・・・・銀座で人気の有名店に行ってきました。今は現役を退いたのか、写真などでよくお見かけするご主人の案内でカウンターに座り、お昼のおまかせ鮨ひとり2万五千円を注文。ビールの小瓶をいただき、ヒラメ、カンパチ、赤身、ちゅうとろ、とろ、生とり貝、赤貝、アジ、すみいか、車エビ、蒸しアワビ、うに、コハダ、しゃこ、アナゴ、たまご焼き などを食べる。途中、お銚子の小さいのを取り、追加で赤貝のヒモ、カツオ、おぼろ巻、かんぴょう巻で〆。しめて3万円なり。


「鮨2」・・・・・・築地に行き、いつも必ず立ち寄るすし屋があるのですが、今回は7時半に行ったらすでに長蛇の列。とても待つ気にはなれず、他の店をあたるが、あんまり暇そうなのも困るので、それなりに目星をつけて入ってみる。おまかせ鮨コース蘭3250円。出てきた品々はほぼ銀座と同じ魚。銀座ではすべての握りに煮切り醤油があらかじめつけてあったので、一度も醤油を使わなかったけど、ここでは普通に醤油を使う。ビールの小瓶1本、追加でカツオ、サバ、アジ、生とり貝などを握ってもらって4150円なり。
2006 日本、中国の旅 203.jpg


「鮨3」・・・・・中国大連では、2軒の日本食へ行きました。日本から毎日4匹だけ仕入れるという、予約しておいた ふぐ、うまずらの薄作り をはじめ、大連近海の赤貝、アワビ、うに、そしておそらく築地もののおおとろ、車えび、あまえび など、一通りどころか、十二分にネタがそろっています。小鉢や天ぷらをはじめとする和食のおつまみのレベルも高い。正直驚きました。また、着物を着た中国人女性ウエイトレスのその数の多いこと。よってたかってサービスしてくれます。1件目が夜大人6人で約$250、2軒目はランチで大人5人で$120くらい。
大連2.JPG


「食べてみて」・・・・・

鮨は今回は上記の2軒でゆっくり楽しみました。いつもお世話になる、大森海岸の「磯源」 さん では、かってお世話になったスシトミML各地支部長たちとの大宴会になってしまったので、例によって飲みすぎ、きちんと鮨を食べるにいたりませんでした。残念!! 5年ぶりに訪れた中国の鮨は、鮨ダネ、鮮度、店の雰囲気、サービスなど、その進化には驚かされました。ただ、中国人シェフの握る鮨は、切りつけ方や、握り方、扱いに若干問題が見受けられましたが、こういう点もおそらく次回は解決されていることでしょう。楽しみですね。

銀座の高級店、築地の大衆店に関しては、比較のしようがありません。鮨に関しては、どちらもおいしいのです。どちらもまずい鮨(魚)は出さない。

店側からすれば、日本中、いや、世界中から集まる日替わりの一見さん相手に、鮮度を活かし、安価で売るか、長年のその店独自の技、こだわりを、サービスと雰囲気込みで、限られた客相手に商売をするか。

客の立場からすれば、限られた予算で、安心して、うまいものを、いかにいい気分でたべるか。そして私は結局、客と店、客と板前の相性も大切だと思います。正直、銀座で鮨を食べるとなると緊張し、なんだか板前さんとの対決の様相となり、田舎もんの私は落ち着かない。値段が安いということだけではなく、落ち着いてて食べることの出来る店造りも大事なことかもしれません。


「ラーメン」・・・・・東京での宿は品川プリンスでしたが、明日帰米するという最後の夜、家族を部屋に残して、ひとりで抜け出しました。1杯飲もうと考え、オロオロしてると、後ろから 「おい、なにやってんだ?」 、あれ? スシトミML浅草支部長の修ちゃんではないですか? この日の昼、横浜中華街で一緒に食事をした修ちゃんは、律儀にも、撮影した写真をCDに焼いて来て、フロントに預けて帰るつもりだったそうです。さっそくどこかで1杯やろうとなり、彼が勧めてくれたのが・・・・・・

http://www.imeyes.com/04shinagawa/ramen.htm

・・・・・・最近全国規模で人気のラーメン屋を、7つ集めたという品川駅前にある上記の店々でした。
中に 「なんつっ亭」 というのがありますが、ここのご主人は私の実家人吉の老舗 「好来ラーメン」 で修行して、独立し成功しており、「まるいちラーメン」も同じ 「好来ラーメン」 の教えを受けて出したいきさつがあります。以前から一度は食べてみたいと考えていたので、さっそく行ってみると、

なんとこの店は10時閉店、一足遅くて入れませんでした。そこで仕方なく入った11時まで開いてた隣の店で、とんこつ慣れした私には極めて苦手なタイプの支那ソバというものを注文したところ、・・・・・・「んんん~ぬうまい!!。」 

う~ん、噂どおり日本のラーメンは進化しているんですね。修ちゃんありがとう。この店の名前忘れたけど、神田小川町の店だっけ?

「ラーメン2」・・・・・・やはり 「なんつっ亭」 に行きたく、翌朝11時のオープンに合わせて15分前に到着。予想どおり、すでに40人ほど並んでいる。
ゲートが開き、各自目的の店になだれ込むのであるが、やっぱり1番人気は 「なんつっ亭」 のようです。ラーメン1杯680円。 「え~?」 と思うくらい小さなどんぶりに、見るからに濃厚なマー油の浮いた黒ラーメンがでてきた。

「んんん~ぬうまいっ!!。」 日本のラーメンは本当に進化しています。


「食べてみて」・・・・・以前、東海林さだおさん が書いてましたが、「うまいラーメンとは?」 

自分の腹が充分にすいていること。スープが熱いこと。麺がゆですぎでないこと。この3点がそろえば、ラーメンはうまい。逆にひとつでも欠けると、まずい。あとは個人の好みだ。・・・・・・・・・まさしくそのとおりですよね。それにしても最近のラーメンは複雑です。昔は醤油ラーメンは醤油の味、味噌は味噌の味、とんこつは濃厚なこってり脂だったのが、最近は見た目や名前ではわからない。どれを食べても あれ? と思わされるのですから。


「ナプキン」・・・・・ いつも困るのはナプキンですね。アメリカではどんな店にも必ず置いてある紙ナプキンなのに、日本にはまずない。ファミレスにはあるそうですが、こってりしたラーメンをすすった後の、口周りの処理には本当に困る。アメリカ式に口を拭きながら食べる習慣がいいのか、口周りを汚さないように食べる日本のマナーを自分が失くしてしまったのか。


「ティッシュ」・・・・・駅前を歩いて、ポケットティッシュをもらえるのはありがたい。食事の時使えるし、携帯でなにかと便利。でも必要ない時には追いかけてきて押し付けるくせに、欲しいときにはなかなかくれない。


「ハンケチ」・・・・・日本では必ずハンケチを持つようにしていますが、これはあくまでも汗拭きと、トイレで手をあらった後のためです。これを食事後の口拭きにまでは使いたくないのだけど、日本の皆さんはどうしてるのでしょうか?


「ドライタオル」・・・・・正式名は知らないけど、トイレにある手を乾かすやつ。これは進化してました。昔は小さな穴から生暖かい風が出てくるだけで、時間がかかりすぎた。でも新型はすごい。両手を広げ、手首まで完全に入れ、薄赤い色がついて、強烈な風とともに水気を吹き飛ばしてくれるので、あっという間に乾く。殺菌効果もありそうですね。


「托鉢」・・・・・朝イチで築地に行くと、場内に向かう橋の上に托鉢中の僧がいる。いつもならまず通り過ぎるのであるが、早起きして築地を見学する朝のお清めという考えがふと浮かび、ポケットにある小銭の中から100円玉を取り出して鉢に入れる。 「チーン」 と耳に響く音がありがたい。


「トイレットペーパー」・・・・・・場内に入り、周辺の殺気だった様子に緊張したのか、夕べの酒のせいなのか、下腹部にスススッ、と悪寒が走る。こんな市場の中の公衆トイレには入りたくないのだが、もう待ったなしの状態だ。そこにアレ!! きれいジャン。なんだか改装したらしい、小ぎれいな公衆便所。これなら使える。そこで空いてる個室を覗くとドシェー!! 和式じゃないのこれ? しかもアリャ!!! トイレットペーパーがない。あわててポケットをまさぐるがこんな時にかぎってポケシューがない。 「おう、にいちゃん、使わないんだったら代わってくれよ。」 え~? そんな、殺生な。 と言う間もなく、魚屋のおっさんに割り込まれてしまう。そこで入り口にあるポケシューの販売機を見つけ、買おうとするとなんと、100円玉がない!! あ!!、あの托鉢だ!!!あの賽銭があれば・・・。畜生、もしかしてあいつ、托鉢のユニフォーム着た、どっかのオヤジだったか!!!


「トイレ」・・・・・・今回驚いたのは、利用したホテルをはじめ、レストラン、飲み屋にいたるまで、トイレがかなりの割合でウオシュレットになっていたことですね。これはありがたい。ところが築地はともかく、八重洲大丸の地下トイレも和式だったのはびっくりしました。狭いし、旅行中で荷物を抱えていると大変だし、なによりも、はみ出してしまいそうで怖い。


この項続く・・・・・


「タクシー」 ・・・・・ 今回利用したタクシーには、ほとんどナビゲーターが装備されていました。ハイブリッド車もありました。サービスもいい。笑顔でトランクを開け、手伝ってくれます。画面が客からも見えるので、遠回りする際、「今の時間、この道路は込んでいますから、こちらに出てもいいですか?」 なんてことまで聞いてくる。GPSでどこを走ってるかも本社で確認できるので、送迎の指示も的確になされるそうです。


「神風タクシー」・・・・・中国大連でもタクシーを利用しました。飛ばす跳ばす、怖い。中国人民は横断歩道の有無にかかわらず、最短距離を歩むクセがある。タクシーを含む車はすべて徐行をはじめとする安全意識がゼロ。自分のドライブテクがいかに素晴らしく、1元でも安く目的地に着いてあげるかを競い合う。罵声、クラクション、派手なジェスチャーでそのプロ根性を客にアピールする。当然路上では、「おー、轢けるか? ? 轢いてみろ? 人殺しになりて~か? お~?」 と睨みながら車の先に歩み寄る人民と、「死ぬか? 一度死んでみるか~? 血~見るか? 痛て~ゾ?」 という、死線ぎりぎりの攻防を繰り返す。

・・・・・中国でタクシーに乗る際の、正しい座り方は、腰を浮かし、歯を喰いしばり、前の席にしがみつく姿勢です。


「温泉」・・・・・・北陸加賀では某秘境の温泉に行きました。金沢の大将塚ちゃんの段取りです。ゴールデンウイーク明けの温泉宿は閑散とし、ほぼ貸切状態。二人よく飲み、よく語らうことができました。それにしてもこの風呂、露天あり、各種趣向を凝らした湯がありおもしろいのですが、なんと脱衣所から浴場まですべて畳張りなんですよね。トイレも畳。足裏にしっとりとした優しい感触と、自分の垢を含んだ湯水が畳を流れるというバツの悪さもあり、複雑な湯煙り秘境の旅でした。


「平成○年」・・・・・JRパスを買っていきました。2週間グリーン車も乗り放題。成田でパスに交換し、さっそく成田エキスプレス、新幹線などに利用。成田ー東京ー宇都宮ー大宮ー越後湯沢ー金沢ー加賀温泉郷ー米原ー都内JR全線ー横浜。軽く元を取り、強行日程ながら快適な旅です。でも真ん中に大きく書かれた有効期限は平成○年の数字と月日。どこを見ても西暦は記してありません。このパス、ほとんど外国人向けのはずですよねえ? この手の不親切、相変わらず多い日本です

投稿者 sushitomi : 2006年07月01日 14:20

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