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2006年03月16日

スシトミ瓦版 「足裏からのメッセージ」

今日の「チャブダイ」 http://www.svtodaysspecial.com/Chunky/  に

「足裏からのメッセージ」 というコラムがありましたが、じつは私には、この足の裏マッサージに関しては、おぞましい経験があり、その治療にともなう苦痛とともに、精神面においても深い傷を残し、いまだに引きずりながら生きているのです。もちろん、二度とこの治療を受けることはないでしょう。

10年ほど前のある日のこと。出入りの業者Tさんから、「持病に苦しみ、薬漬けの毎日だったけど、台湾人足の裏マッサージ師にところに通いだしたら、これまでの生活がウソのように好転。かかりつけの医者もおどろいている。」 ・・・・という話を聞いたのです。

ちょどその頃、本家サンノゼとみ寿司のママであるT子さん が、持病改善のために日々飲む薬の量に驚いておりましたので、「これはいい!!」 と思い、ママに話したのが悪夢の始まりだったのです。

すぐに予約を入れ、私が運転手としてサウスサンフランシスコの小汚い治療院まで案内したのですが、小柄ですが眼光鋭く、怪しげな風貌の老治療師に怖気づいたママは、「たーちゃん、お願い!! あんたが先にやってみて。お金は出してあげるから!!」 と懇願されたのです。もちろん私はこれを拒否。 「どこも悪いところないし。」 それを聞いた治療師は 「では自分でも気づいていない悪い場所を教えてあげよう。」 とノタマウではありませんか。「ホラね、みんな悪いところがあるんだから、今のうちに見つけてもらいなさいよ。ネッ!!ネッ!!」 

大き目の洗面器に、からしを溶いたお湯を張りその中に両足を入れます。次第にポッポとしてきて、心地よくなったところを見計らって、小型のすりこ木を手にしたこの治療師が言います。 「手を出してごらん。これからこれくらいの力でツボを押すよ。痛いかい?」 「いえ。」 「痛くないだろ? さあ、これが一番力を入れたときだ。どう?」
「いえ、痛くない。ちょっと気持ちいいです。」 「そう、なにも問題がなければ、気持ちいいはずなんだ。では足を出してごらん?」

・・・・・・ああああああああああああ!!!!! to be continue ・・・・・・・

・・・・・ そうです。痛くないわけがない。それどころかとっても痛いんです。足の裏ならまだいい。だんだん指の方に近づき、その付け根や、爪の周囲まで あのすりこ木でゴリゴリとやられてごらんなさいあんた。そりゃーもう痛いの痛くないの。それでも隣にT子さんがいて、私を見ているんです。バカな男のやせ我慢ですね。妙なところで踏ん張っちゃう。まるで落語の「強情灸」そのものです。それでも痛いのでもう蹴飛ばしてやろうかと思うたびに、どういうわけかこの先生、違う足に移るんです。また我慢できなくなるとすかさず逆の足に移る。うまいんですね。このタイミングの取り方が。腕はツッパリ、奥歯は噛めるだけ噛み締め、全身激しく震わせながら我慢していたのですが、ようやく終わりかと思ったらなんと、今度は足の甲のテッペンまでグリグリ始めたではあーりませんか!!

 もうダメ、許して。涙目で訴えようとこの医者を見たら なんとこいつ、足なんか見てないんです。そう、私の表情を見つめながらグリグリやっているじゃあーりませんか!!! しかも歯を喰いしばってやがる。ゲ!! この顔、どっかで見たことある。あー!! 「ドクターレクター」 !! まるでハンニバルそっくりではないですか!!!

・・・・これで終わりではないんです。悪夢の診断が始まりました。

ひとつ目・・・・「あなたの食生活が悪い。」 それを聞いたT子さんが答えます。

「Yes, Doctor!! 私たちレストランの仕事をやっていると、どうしても食事が不規則になるし、内容もかたようるんです。」

二つ目・・・・・「ストレスが異常に溜まっている。」 これまたT子さんが答えます。

「Yes Doctor!! 彼は店を始めたばかりで、やることがたくさんあります。開店以来ほとんど休みをとっていないのです。」

三つ目・・・・・・「生殖器系が極端に弱っている。SEX のやりすぎだ。」 ????? これには私も思わず反応し、なに!!-と反論しようとドモリかけたところにこれまたT子さん曰く・・・・「NO!! Doctor. そんなはずはない。私は彼のことをもう6年ほど知っているが、彼女なんて見たことも聞いたこともない。すくなくともやりすぎるほどの経験なんて絶対にないはずだ。」 ・・・・・なんで断言するの? あんたがそこまで知ってるのかよ。あたっているけど。

・・・・と、痛い足をさすりながら顔まで赤らめてうつむいていたところにまたこのバカドクターが曰く・・・ 「だったら、もうひとつの可能性がある。あんたゲイか?」 はあー!??? T子さんが答えて、「それはない!!保障できる!!!」・・・・・ではもうひとつの可能性が・・・・「マスター○ーションのやりすぎだ!!」 

・・・・・なんでそんなことこの場で断言すんだよオヤジー!! なんか俺悪いことあんたにしたか? T子さん、ホラ。なんか言ってやってくれ。診断ミスだろ? と、思ったところに、これまで事実と無実を的確に答弁していたT子さん曰く 「Oh!!  Ya? 」 

・・・・それから先のことはよく覚えていません。「せっかくここまで来たんだから、サンフランシスコでご飯食べてこ!!」 というやけに明るいT子さんと食事に行ったのですが、車を降りたときから足はガクガクです。痛いし。出てきたオシボリを使おうとしてまたびっくり。手の腹から指の方まで毛細血管がはっきり浮き出してきているじゃあないですか。

・・・・・翌日、足裏を恐る恐る見て案の定またビックリ。完全に青黒く晴れ上がっていました。
そして私のもっとも恐れていた事態は、仕事を終え、帰宅する古株のウエイトレスのおばちゃんに浴びせられた一言でした。

「たーちゃん、あんまりやりすぎたらダメよ。」


投稿者 sushitomi : 2006年03月16日 09:55

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