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2006年01月30日
スシトミイエローブック 「パリイシレポート」 その2
パリ・イシのお料理のご報告 投稿者 スシトミML横浜支部長付き中○君夫人Nこさん
宇都宮の フランス料理店Paris Ici を訪ねた日は、予約の時間に間に合うようにホテルにタクシーを呼んでいました。9月下旬でちょうど台風が来ていた日だったのか、タクシーが迎えに来た頃から急に強い雨が降り始め、ホテルで傘を借りてタクシーに乗り込みました。雨はますます激しくなり、川のようになった道でタクシーがぷかぷか浮き始めるのではないか、無事に着くのだろうかとひやひやしましたが、無事お店に辿り着き、おしゃれな構えのお店に入ると、 オーナーシェフの吉田さん *注1 が出迎えて席まで案内してくださいました。
ここからがパリ・イシのお料理のご報告です。
~~メニュー~~
【食前酒】 シャンパン(フランスのブルノパイアール(これが正しい名前か自信はないです))
前沢牛のタルタル、ホタテとズワイガニのタルタル、ゴールデンパイナップルとヨーグルトのエスプーマ
前沢牛のタルタルは、小さいサイコロ状の牛の生肉をオリーブオイルか何かのオイルで合えたものだったと思います。まるでマグロのトロのような味わいで、あーもう一切れ食べたいと思わされる一品。
ホタテとズワイガニのタルタルは、マヨネーズ合え風で少しわさび味を利かせたもので、素材が新鮮。
もう一品の「エスプーマ」とは泡立てたヨーグルトのことだそうで、パイナップルを合えた、プチデザートのような感じでした。
どれもとても美味しくて、コースのこれからの料理をとても期待させる3品でした。
赤座エビ、小さいヤリイカ、ホタテのシェリービネガー ハーブサラダ仕立て (Salade de Fruits de mer)
新鮮な魚介類のサラダに、さわやかな少し甘みのあるドレッシング(だったと思う)のコンビネーションがすばらしく、今まで食べたサラダでもっとも美味だった *注2 といっても言い過ぎではありません。
【スープ】 マツタケとフォアグラとふかひれのブイヨンコンソメ仕立て (Bouilon
de Volaille aux "MATSUTAKE")
澄み切ったコンソメスープと、マツタケの香りとの意外なコンビネーションと複雑な味わいに感心。コンソメスープの味の奥深さ *注3 が初めてわかったような気がして、いろんなお店でコンソメスープを味わい比べてみたいと思いました。
【お魚】 オマール海老、真鯛とポテトの重ね焼き(鱗に見立てて) マリニエール(漁師)風 (Daurade Rati et dhomard a ala marinere)
新鮮な真鯛と魚の鱗に見立てたポテトの重ね焼き。添えられたオマール海老は絶妙な焼き加減で、ソース(どうやって作るんだろうーー?)がまた美味しかったです。
【赤ワイン】 Chateau NeuF-DuPAPE TARDIEU Laurent 2001
このワインを紹介してくださる吉田さんはかなり力が入っていました。*注4 フランスの特別な畑で取れるブドウでつくったとても貴重なワインだそうです。せっかくの貴重なワインを一生懸命説明してくれたのに、ごめんなさい、ワインの素人で。
あ、でも、このワインを一口味わったときに、カリフォルニアのナパバレーにあるコッポラのワイナリーで一度だけテイスティングしたことがある「シラー」の味を思い出して、サーブしてくださったソムリエにそのことを話したら、このフランスワインにはシラーがブレンド(6割くらいだったかな?)されているんですよと教えてくれました。気のせいか、ソムリエの方が少し嬉しそうな表情をしていたように思いました。
【お肉】 えぞ鹿のロティポワブラード
マッシュポテトとほうれん草のソテーの上に骨付きの鹿肉のソテー(グリル?)が盛り付けられ、上に書いた超貴重なフランスの赤ワインとラード、豚の血を煮詰めたロティポワブラードというソースが添えられていました。鹿肉自体は鹿の味でしたが、この赤ワインと豚の血のソースが超絶品で、これは本当に感激しました。お肉の下のマッシュポテトまですごく美味しかったです。まさに今回のコースのクライマックスでした。
【デザート】
栃木梨のブラマンジェ *注5 ごめんなさい、ふんわり軽いデザートでついあっという間に食べてしまい、写真を撮りそこないました・・・・・とても美味しかった証拠です。
【食後】 バーで吉田さんの多彩なおしゃべりをいろいろ聞きながら*注6 カクテルをいただきました。
終わり。
注1 吉田忍氏は元私の同僚、彼の人となりついてはパリイシリポート1を参照。
注2 「今まで食べた○○の中で・・・最高にうまい・・・」 というこの手のコメントは、これまでにもたくさんいただいております。今回はサラダでしたが、他にも彼の作った生カキ(スペシャルのソースがかけてあり)が最高だった・・・デザートが・・・パスタのソースが・・・・などなど多々あります。
注3 このコンソメに関してもパリイシリポートその1を参照ください。最近はキャビアや松茸などを添えているようですが、私が食べたのはまったくクリアで、なんのごまかしもないただのスープ、でも濃厚で、なにがこの中に詰まっているんだ? と目が覚めるようなしろものでした。
注4 そうなんです。力むんだよねー。キッチンでおとなしくしてらんない性格。特に私からの紹介ということで予約すると、これでもかってばかりに私を意識して全力投球!! この店には優秀なソムリエやサービスの人間が多いから、彼の出番はないはずなんだけど。
注5 彼のデザートは秀逸ですね。最近は「エスプーマ」のように軽い仕上がりのものが多いと話していました。特に彼のコンポートはうまく、やはり私の紹介で 「パリイシ」 にいったご家族が感心していました。そこで私も吉田流「桃のコンポート」を作って、このご家族に試食してもらったのですが、小学生のお子さん曰く 「ニセモノだ!!」。 やろー吉田!!うそ教えやがったな?
注6 最後に中○君のコメントを・・・「途中から吉田シェフの付き添いでディナーが進みました。想像つきますよね? シモネタつきのディナー。」
・・・・そうなんだよねー中○君。料理と違って下品。もしかしたら彼の料理のうまさの秘訣は、口角泡を飛ばす、この彼自身のエスプーマなのでしょうか?
「パリイシ」 は要予約です。彼の全力投球を味わいたい人は、私までメールをいただければご予約しておきます。
中○ご夫妻、コメント、ならびに写真ありがとうございました。注7 このレポートは2004年9月のものです。
投稿者 sushitomi : 2006年01月30日 13:23
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